社会保険料控除

社会保険料控除とは、納税者本人やその配偶者、生計を共にしている親族などが社会保険料を支払う際に受けることができる所得控除(物的控除)のことです。※2017年4月24日に更新

社会保険料控除の対象となる社会保険料

社会保険料控除が認められている社会保険料は、以下のものがあります(例示)。

社会保険料控除の条件

納税者本人が支払ったのであれば、納税者本人の社会保険料だけでなく、同じ家計で生活している配偶者や親族の社会保険料も控除の対象になります。なお、社会保険料控除を申告する場合は、社会保障制度に係る権限のある機関から発行される「社会保険料控除証明書」を添付します。

自分以外の社会保険料を支払った場合

会社員の場合、社会保険料は毎月の給料から天引きされます。通常、控除については会社が手続きするため、納税者自身が特別な手続きをする必要はありません、ただし、20歳を超えた子供の国民年金を支払っている場合や、本来、配偶者が支払うべき社会保険料を支払っている場合などは例外です。このような場合は、本人が社会保険料を支払ったことを会社側で把握できないため、年末調整などの際に自ら申告して控除を受ける必要があります。

無職期間中に社会保険料を支払った場合

A社を辞め、数ヶ月の無職期間を経て、その年の途中でB社に入社したとします。B社では、前職(A社)の源泉徴収票に記載された社会保険料とB社に入社後の社会保険料を合算して、年末調整します。この場合、無職期間中に社会保険料を支払っていたとしても、その事実をB社が把握できないため、年末調整などの際に自ら申告して控除を受ける必要があります。

まとめ

  • 社会保険料控除とは、納税者本人やその配偶者、生計を共にしている親族などが社会保険料を支払う際に受けることができる所得控除のことである。
  • 社会保険料控除の対象となる社会保険料は、国民健康保険の保険料、国民年金や厚生年金の保険料、介護保険料、雇用保険料などである。
  • 納税者本人が支払ったのであれば、納税者本人のものだけでなく、同じ家計で生活している配偶者や親族の社会保険料も控除の対象になる。

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