年末調整のスケジュール

給与計算の担当者には、年末に向けて年末調整という大きなイベントが待ち受けています。師走は「師匠も走るほど忙しい」ということだそうですが、毎年同じように「忙しい忙しい…」とバタバタしてしまう方も多いのではないでしょうか?(私のことです…) ですが!!年末調整のスケジュールを事前にしっかり立てておけば、慌ただしい年末も楽になります。というわけで、今回は年末調整のスケジュールについて。あくまでも一般的な流れなので、ご参考までに読んでみてください。※2017年10月31日に更新

10月下旬~11月中旬:提出書類の準備

最初に必要なのは、提出書類の準備です。以下の手順に沿って進めていきましょう。

手順

  1. 年末調整の該当者を確認する
  2. 年末調整に必要な書類を準備し、各従業員に配布する
  3. 従業員から書類の回収、不備があるかチェックする

必要な書類

11月下旬~12月:年末調整実務の開始

従業員からの書類回収とチェックが終わったら、実際に年末調整の業務を始めましょう。

手順

  1. 各従業員の、年間給与を確定する
  2. 給与所得に対する源泉徴収簿を作成する
  3. 支払調書のデータを収集し、まとめる

翌年1月:行政機関に書類を提出

年末調整が終わったら、最後に各書類を行政機関に提出します。

  • 税務署に「源泉徴収票」、「支払調書」および「法定調書合計表」を提出する
  • 市区町村に「給与支払報告書」と「総括表」を提出する

まとめ

年末調整のスケジュールを簡単にまとめると、上記のような流れになります。毎年、どの時期に何をすればいいか明確になっていない方は、スケジュール表以外にも、一つ一つ作業を進めていけるようなチェックリストを作るのも効果的かもしれません。

年末調整業務チェックリストの例

作業項目 チェック内容
書類の準備 □給与所得者の扶養控除等申告書を用意する
□給与所得者の保険料控除申告兼給与所得者の配偶者特別控除申告書を用意する
□給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書を用意する

チェックリストを作る手間は少しかかりますが、いったん作っておけば、翌年の年末調整からは大幅に負担が減るはずです。また、チェックリストがあれば、あなたの次に給与計算・年末調整の担当になった方への引き継ぎも楽になります(*^^)b

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