税や社会保障に関連する事務処理が不要になれば、マイナンバーを記載した書類・データを、会社は速やかに廃棄・削除しなければなりません。ただし、所管法令で保存期間が定められている書類は、保存期間が経過するまでマイナンバーとともに保管しておきます。従業員が退職したら、すぐ廃棄するわけではありません。※2020年10月11日に更新
以下の2つを満たしたら、会社は、従業員のマイナンバーを廃棄・削除しなければなりません。
(1)個人番号関係事務を処理する必要がなくなった場合
(2)所管法令において定められている保存期間を経過した場合
なお、保存期間が定められていない書類・データは、個人番号関係事務を処理する必要がなくなった時点で廃棄・削除します。また、上記(1)(2)の時点から、廃棄・削除をするまでの期間については、会社で判断すればよいとされています。例)毎年度末に必要がないマイナンバーを廃棄・削除する
書類ごとの法定保存期間は以下の通りです。ご参考まで。
やめる従業員としては、退職後もマイナンバーを保管されると心配でしょう。大切なのは、退職する従業員に対して、以下の点を事前に説明しておくことです。
加えて、法定保存期間が経過したら、確実にマイナンバーが廃棄される仕組みを作っておくようにしましょう。
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税や社会保障に関連する事務処理が不要になれば、マイナンバーを記載した書類・データを、会社は速やかに廃棄・削除しなければなりません。ただし、所管法令で保存期間が定められている書類は、保存期間が経過するまでマイナンバーとともに保管しておきます。従業員が退職したら、すぐ廃棄するわけではありません。※2020年10月11日に更新
個人番号を廃棄・削除する条件
以下の2つを満たしたら、会社は、従業員のマイナンバーを廃棄・削除しなければなりません。
(1)個人番号関係事務を処理する必要がなくなった場合
(2)所管法令において定められている保存期間を経過した場合
なお、保存期間が定められていない書類・データは、個人番号関係事務を処理する必要がなくなった時点で廃棄・削除します。また、上記(1)(2)の時点から、廃棄・削除をするまでの期間については、会社で判断すればよいとされています。例)毎年度末に必要がないマイナンバーを廃棄・削除する
個人番号を記載する主な書類の法定保存期間
書類ごとの法定保存期間は以下の通りです。ご参考まで。
まとめ
やめる従業員としては、退職後もマイナンバーを保管されると心配でしょう。大切なのは、退職する従業員に対して、以下の点を事前に説明しておくことです。
加えて、法定保存期間が経過したら、確実にマイナンバーが廃棄される仕組みを作っておくようにしましょう。