フリーウェイ給与計算をご利用の皆さま
平素は「フリーウェイ給与計算」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、令和7年 年末調整の各種機能の公開に伴い、以下の内容でシステムメンテナンスを実施いたします。
メンテナンス中はご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
システムメンテナンス日時
2025年11月18日(火)20:00~22:00
※上記時間帯はフリーウェイ給与計算の全サービスをご利用いただけません。
公開される機能
令和7年分 年末調整における各種申告書・帳票メニューの公開
1.
年末調整データ入力システム
2.
家族情報入力(令和7年分)(※1)/家族情報入力(令和8年分)
3.
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(令和7年分)(※2)
4.
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(令和8年分)
5.
給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書
6.
給与所得者の保険料控除申告書
7.
給与所得に対する源泉徴収簿(※1)
8.
給与所得の源泉徴収票・給与支払報告書(個人別明細書)(※1)
9.
年末調整還付金額一覧表
(※1)令和7年12月から適用される新法に対応した自動計算機能のアップデートが含まれます。すでに令和7年11月までの旧法による年末調整のデータを登録済みの場合は、アップデート以降に源泉徴収簿や源泉徴収票でデータ読込や再計算を行わないよう、十分にご注意ください。
(※2)令和7年度より、本年分の扶養控除申告書の編集・印刷画面が追加されます。
機能の詳細について
令和7年度の年末調整の制度概要や、各機能の詳細につきましては、以下のお知らせページをご参照ください。
参考:フリーウェイ給与計算 令和7年 年末調整機能の公開について
参考:年末調整の変更点は?年収の壁との関係も解説 【2025年(令和7年版)】|株式会社フリーウェイジャパン
1.年末調整データ入力システム
従業員の方からの情報収集に便利な「年末調整データ入力システム」のご利用方法の詳細は、
こちらをご参照ください。
1-1.管理者(給与計算・年末調整 担当者)
以下の機能をご利用いただけます。※従来からの仕様変更はありません。
- 従業員に対するシステム招待メールの送信
- 従業員が登録した内容・最終更新日時の確認
- 従業員によるデータ編集のロック機能
▼ 年末調整データ入力システム 画面イメージ
1-2.従業員
以下の機能をご利用いただけます。※従来からの仕様変更はありません。
- 招待メールからのシステムへのログイン
- 家族データ(令和7年分・8年分)の登録
- 保険データの登録
- 登録したデータが反映された下記申告書の印刷機能
- 扶養控除等(異動)申告書(令和7年分)
- 扶養控除等(異動)申告書(令和8年分)
- 保険料控除申告書
- 基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書
▼ 家族データ入力 画面イメージ
▼ 保険データ入力 画面イメージ

2.家族情報入力(令和7年分・8年分)
2-1.配偶者・扶養親族等の所得要件の上限変更に伴う自動計算に対応
配偶者および扶養親族等の所得要件の上限が「58万円」に変更されたことに伴い、改正後の要件で各種区分(控除対象配偶者、同一生計配偶者、扶養控除対象親族 等)が自動判定されるようになります。
▼ 画面イメージ(例:所得金額が58万円以下の場合、控除対象配偶者・同一生計配偶者として自動判定される)
2-2.本人・配偶者の給与所得控除額の変更に伴う自動計算に対応
給与収入が190万円未満の場合、給与所得控除額が65万円に変更されたことに伴い、給与収入の金額を入力した際の所得金額が改正後の要件で自動計算されるようになります。
▼ 画面イメージ(例:給与収入が150万円の場合、給与所得控除額65万円が差し引かれ、所得金額が85万円として自動計算される)

2-3.扶養親族等の判定区分に「特定親族」を追加
扶養親族等に入力した親族が特定親族(※1)に該当する場合、判定区分「特定親族」(※2)が自動で選択されます。
該当者は「特定親族特別控除申告書」と「扶養控除等(異動)申告書(令和8年分)」の該当箇所に反映されます。
(※1)「令和7年12月末時点で19歳以上23歳未満、かつ、所得が58万円超123万円以下の親族」を指します。
(※2)「扶養区分」セクションの名称を「判定区分」に変更します。また、既存区分のうち、「特定」の区分名称を「特定扶養親族」に変更します。
▼ 画面イメージ(例:合計所得が58万円超123万円以下の場合、判定区分に「特定親族」が設定される)
3.扶養控除等(異動)申告書(令和7年分)
3-1.当年分(令和7年分)の申告書の編集・印刷に対応
年末調整メニューの当年度の画面で、当年分の扶養控除申告書を編集・印刷できるようになります。
従来は、当年分の扶養控除等申告書は、年末調整メニューの前年度の画面から編集が可能でした。
(例:令和6年度の年末調整において、令和6年分の扶養控除等申告書は、年末調整メニューの令和5年度から編集・印刷が可能)
▼ 申告書選択 画面イメージ
【ご注意点】
- 本申告書には、「年末調整メニュー(令和6年度)」の扶養控除等申告書(※翌年分のため、令和7年分に該当)に登録した内容が反映されます。令和7年度中に異動が生じた場合は、「年末調整メニュー(令和7年度)」の「家族情報入力(令和7年分)」に情報を登録した上で、「扶養控除等(異動)申告書(令和7年分)」でデータ読込・登録をしてください。
- 本修正に伴い、翌年分の申告書を印刷する画面から「□ 今年度の扶養控除申告書も印刷する」のチェックボックスを削除します。
4.扶養控除等(異動)申告書(令和8年分)
4-1.「源泉控除対象親族」の読込に対応
令和7年度までの「控除対象扶養親族」は、令和8年度の月々の源泉徴収税額計算から「源泉控除対象親族」という名称に変わります。
これに伴い、申告書のB欄が「控除対象扶養親族」から「源泉控除対象親族」に変わるとともに、特定親族のうち合計所得金額が58万円~100万円の親族も源泉控除対象親族の対象となります。
家族情報入力(令和8年分)に登録された情報をもとに、対象者が申告書の該当箇所に読み込まれるようになります。
※本改正に伴い、家族情報入力画面で、判定区分が「特定」かつ所得が58万円超~100万円の親族が登録された際に、従業員データの扶養人数を加算する機能が追加されます。
▼ 令和8年分 扶養控除等(異動)申告書 画面イメージ
【参考】
5.基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書
本申告書は印刷機能のみご用意しています。
「家族情報入力(令和7年分)」の本人、配偶者、扶養親族等の所得金額に応じて、各種控除額が自動的に判定され、申告書に印字されます。
5-1.「基礎控除申告書」の新様式に対応
基礎控除額の引き上げ(※合計所得金額が2,350万円以下の場合)に伴い、家族情報入力で登録した令和7年分の所得金額をもとに、改正後の控除額が自動判定されるようになります。
▼ 基礎控除申告書 印刷画面イメージ
5-2.「配偶者控除等申告書」の新様式に対応
配偶者および扶養親族等の所得要件の上限が「58万円」に変更されたことに伴い、改正後の要件で配偶者控除額が自動判定されるようになります。
▼ 配偶者控除等申告書 印刷画面イメージ
5-3.「特定親族特別控除申告書」に対応
特定親族特別控除の新設に伴い追加された「特定親族特別控除申告書」に対応します。
家族情報入力(令和7年分)に登録した扶養親族等のうち、区分が「特定」の親族の情報をもとに、控除額が計算されます。
▼ 特定親族特別控除申告書 印刷画面イメージ
【参考】
6.保険料控除申告書
令和7年分の様式に対応します。※従来からの仕様変更はありません。
▼保険料控除申告書 画面イメージ
【参考】
7.給与所得に対する源泉徴収簿
7-1.給与所得控除額・基礎控除額の自動計算に対応
給与所得控除額:年末調整欄の「⑨ 給与所得控除後の給与等の金額」が改正後の要件で自動計算されるようになります。
基礎控除額:年末調整欄の「⑲ 基礎控除額」に、家族情報入力で登録した令和7年分の所得金額をもとに算出した控除額が適用されるようになります。
▼「⑨ 給与所得控除後の金額」「⑲ 基礎控除額」 画面イメージ
7-2.特定親族特別控除額の項目を追加
年末調整欄に「⑰-2 特定親族特別控除額」が追加され、「家族情報入力(令和7年分)」で登録した特定親族の所得金額をもとに、該当の控除額が適用されるようになります。
印刷時は枠外に「特定親族特別控除額(⑰-2)[xxxxx円] 」と印字されます。
▼「⑰-2 特定親族特別控除額」 編集画面イメージ
▼「⑰-2 特定親族特別控除額」 印刷画面イメージ
【参考】
8.源泉徴収票・給与支払報告書(個人別明細書)
8-1.基礎控除額控除額の変更に対応
源泉徴収簿の「⑲ 基礎控除額」に登録された控除額が、源泉徴収票の「基礎控除の額」に読み込まれます。
▼基礎控除額の読込 画面イメージ
8-2.特定親族の集計・特定親族特別控除額の読込に対応
控除対象の「特定親族」の情報が、以下の項目に読み込まれます。
- 「控除対象扶養親族の数(特親)」:人数が読み込まれます。
- 「特定親族特別控除の額」:控除額が読み込まれます。
- 「控除対象扶養親族等」:氏名と区分が読み込まれます。
▼特定親族・特定親族控除額 画面イメージ
【参考】
9.年末調整還付金額一覧表
令和7年分の年末調整で計算された還付・徴収金額を一覧で確認できます。※従来からの仕様変更はありません。
▼年末調整還付金額一覧表 印刷イメージ
事前準備について
年末調整機能の公開前に、給与計算・年末調整ご担当者様にご準備・ご確認いただきたい内容をご案内いたします。
1.年末調整 対象者の確認・従業員データの設定
令和7年度の年末調整の対象者が、従業員データ入力で「
年末調整の計算:する」に設定されているかご確認ください。
従業員からの情報収集に便利な「
年末調整データ入力システム」をご利用の場合は、招待メールの送信先となる「
メールアドレス」のご登録状況も、あわせてご確認いただきますようお願いいたします。
▼従業員データ登録 画面イメージ

2.年末調整メニューにおける各従業員の表示・非表示設定
初期設定では、年末調整メニューの各画面には、登録済みの全従業員が表示されます。
「年末調整メニュー」>「給与所得の源泉徴収」>[従業員表示設定]から、退職した従業員(源泉徴収票を発行済みの場合)や、年末調整の対象外の従業員に対して非表示の設定することで、効率的に対象従業員のデータを登録・確認できるようになります。手順の詳細は、
こちらをご参照ください。
▼従業員表示設定 メニュー画面イメージ

▼従業員表示設定 登録画面イメージ

3.令和7年度 税制改正の対象となる従業員の確認
令和7年度では、多数の従業員が対象となる「基礎控除額の引き上げ」など、年末調整の計算や手続きに影響する重要な変更点が含まれます。
また、新設された「特定親族特別控除」の適用には、従業員ご本人からの申告が必須です。対象となる可能性のあるご親族がいらっしゃる従業員の皆様には、年末調整データ入力システムへの登録漏れや、各種申告書への記載漏れがないよう、事前の周知・ご案内をお願いいたします。
お知らせは以上です。
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