国民年金

国民年金は、公的年金制度の土台となる制度です。日本では「国民皆年金制度」のもと、日本国内に住所のある20歳以上60歳未満のすべての人は国民年金に加入し、毎月「国民年金保険料」を納めることが義務づけられています。国民年金の被保険者は、老齢・障害・死亡により「基礎年金」を受けることができます。被保険者は職業等により第1号~第3号の3つに区分されます。区分ごとに国民年金保険料の納付方法は異なります。※2017年7月10日に更新

国民年金の第1号被保険者

  • 日本に住む20歳以上60歳未満の人で、第2号・第3号被保険者に該当しない人(主に自営業、学生、フリーター、無職の人など)
  • 国民年金料は、日本年金機構から送付される納付書により、翌月末日までに自分で納付します。

    ※国民年金保険料は、物価・賃金の伸びにより毎年変更されます。平成29年度までは、毎年280円ずつ引き上げることが決定しています。

    ※国民年金保険料は、その全額が所得税の控除対象になります(社会保険料控除)。

    ※納付が困難な場合は、市区町村へ保険料免除申請をすることができます(保険料免除制度)。

国民年金の第2号被保険者

  • 厚生年金保険に加入している人(法人、または従業員が5人以上の個人事業所に勤務している人、公務員など)

    ※「被用者年金制度の一元化法」により平成27年10月から公務員・私学教職員も厚生年金の被保険者となります。

    ※厚生年金への加入と同時に国民年金に加入するしくみとなっています。

  • 国民年金保険料は、給与・賞与から天引き(源泉徴収)され、事業主が日本年金機構へ納付します。

    ※国民年金料は、厚生年金保険料に含まれています。

国民年金の第3号被保険者

  • 第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の人(=被扶養配偶者)

    ※「被扶養配偶者」とは、年収が130万円未満の人です。130万円を超える場合は、第1号被保険者となります。

  • 国民年金保険料の負担はありません。

基礎年金の種類

国民年金から支給される「基礎年金」には以下の3種類があります。

  • 老齢基礎年金

    原則、65歳から支給されます。国民年金料を25年以上納めたなどの条件を満たす人に支給されます。

  • 障害基礎年金

    障害等級1級、または2級に該当する障害の状態にある場合に支給されます。

  • 遺族基礎年金

    被保険者が死亡した場合、遺族である配偶者(子のある)、または子に支給されます。

まとめ

国民年金について紹介しました。国民年金は、日本の年金制度の基礎部分です。他の年金は、国民年金の上乗せとしての意味合いになります。その中でも、給与計算担当者の方が押さえておきたいのは、厚生年金について。関連記事も読むと、年金についての理解をさらに深めることができると思います。

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