雇用継続給付とは、雇用保険法に規定される雇用保険の失業給付の一つで、高年齢者、育児休業者、介護休業者の雇用継続の促進・支援を目的とした給付制度です。今回は、雇用継続給付の支給対象などについて紹介します。※2018年3月13日に更新
高年齢雇用継続給付には、「高年齢雇用継続基本給付金」と「高年齢再就職給付金」の2種類があります。高齢者が対象という意味では似ていますが、それぞれ受給できる条件が異なり、同時に2つの給付を受けることはできません。
60歳以上となって賃金が減額した人の雇用をサポートする給付制度です。以下の要件を満たすと、被保険者が60歳に達した月から65歳に達する月まで給付を受けられます。
60歳以上65歳未満で再就職した人をサポートする給付制度です。以下の用件を満たすと、再就職時より最長で2年間、給付を受けることができます。
各月の賃金の15%相当額
低下率に応じて各月の賃金の15%相当額未満の額
育児休業給付とは、育児のために休業する人に対してその生活を支援する給付制度です。以下の要件を満たすと、子どもが満1歳になるまで給付を受けることができます。
休業前賃金の6ヶ月平均月給の67%
休業前賃金の6ヶ月平均月給の50%
介護休業給付とは、家族を介護するために休業した人に対してその生活を支援する給付制度です。以下の要件を満たすと、最長で3ヶ月間給付を受けることができます。
休業開始時賃金日額 × 支給日数 × 67%
この記事は、株式会社フリーウェイジャパンが制作しています。当社は、従業員5人まで永久無料の給与計算ソフト「フリーウェイ給与計算」を提供しています。フリーウェイ給与計算はクラウド給与計算で、WindowsでもMacでも利用できます。ご興味があれば、ぜひ使ってみてください。詳しくは、こちら↓
ブログTOPへ戻る
(c) 2017 freewayjapan Co., Ltd.
雇用継続給付とは、雇用保険法に規定される雇用保険の失業給付の一つで、高年齢者、育児休業者、介護休業者の雇用継続の促進・支援を目的とした給付制度です。今回は、雇用継続給付の支給対象などについて紹介します。※2018年3月13日に更新
雇用継続給付の3つのポイント
高年齢雇用継続給付
高年齢雇用継続給付には、「高年齢雇用継続基本給付金」と「高年齢再就職給付金」の2種類があります。高齢者が対象という意味では似ていますが、それぞれ受給できる条件が異なり、同時に2つの給付を受けることはできません。
高年齢雇用継続基本給付金
60歳以上となって賃金が減額した人の雇用をサポートする給付制度です。以下の要件を満たすと、被保険者が60歳に達した月から65歳に達する月まで給付を受けられます。
高年齢再就職給付金
60歳以上65歳未満で再就職した人をサポートする給付制度です。以下の用件を満たすと、再就職時より最長で2年間、給付を受けることができます。
高年齢雇用継続給付の支給額
各月の賃金の15%相当額
低下率に応じて各月の賃金の15%相当額未満の額
育児休業給付
育児休業給付とは、育児のために休業する人に対してその生活を支援する給付制度です。以下の要件を満たすと、子どもが満1歳になるまで給付を受けることができます。
育児休業給付の支給額
休業前賃金の6ヶ月平均月給の67%
休業前賃金の6ヶ月平均月給の50%
介護休業給付
介護休業給付とは、家族を介護するために休業した人に対してその生活を支援する給付制度です。以下の要件を満たすと、最長で3ヶ月間給付を受けることができます。
介護休業給付の支給額
休業開始時賃金日額 × 支給日数 × 67%