株式会社 越佐ロードの深井 実穂子さまに、フリーウェイ給与計算(以下、フリーウェイ)導入した経緯と、その効果についてお話を伺いました。
―はじめに、御社の概要について教えてください。
深井:株式会社 越佐ロードは平成11年に開業した建設会社で、道路や駐車場の舗装工事、除雪工事などをしています。本社は新潟県の佐渡島にありまして、新潟市にも営業所があります
―フリーウェイを利用している期間はどのくらいですか?
深井:フリーウェイは平成29年から利用しているので、もう4年ほど経ちましたね。
―フリーウェイ給与計算で、何人分の給与計算をされていますか?
深井:現在は16人分の給与計算をフリーウェイでしています。従業員全員分の給与計算をフリーウェイでやっている、といった状況ですね。
―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。
深井:導入前はエクセルで給与計算をしていまして、社会保険料や所得税の一覧表を見ながらエクセルで入力していく、という昔ながらの作業をしていました。弊社は従業員が多いほうではないのですが、エクセルでの手作業なのですごく時間がかかっていました。毎月の給与計算の時期になると、入力やチェックなどに追われて担当者は他の仕事が一切できないほど時間をとられていましたね。
従業員が給与計算の作業で手一杯になってしまうのは会社的にも良くありません。こういった状況を改善するために給与計算ソフトの導入しようということになりまして、そこで出会ったのがフリーウェイでした。
―さまざまな給与計算ソフトの中で、フリーウェイの導入を決めた理由は何でしたか?
深井:最初はパソコンにインストールするタイプの給与計算ソフトを検討していたのですが、どうしても金額が高くなってしまうのがネックでした。しかも、複数のパソコンにインストールができなかったり、社会保険料や所得税の変更があるたびに新しいCD-ROMを購入する必要があったりするものが多かったので、検討した結果安価で使いやすいクラウド型のソフトにしようと決めました。
そういった経緯があって出会ったのがフリーウェイだったのですが、フリーウェイは社会保険や所得税の情報がいつでも最新の状態なので、アップデートをする必要がありません。しかも、IDとパスワードさえあればどのパソコンでも作業ができます。例えば弊社の場合、新潟市内の営業所で入力作業をして、佐渡島の本社にいる従業員に数字を確認してもらう、といった作業が可能です。その点が導入の決め手になりました。
また、無料版が利用できたことも大きかったです。今までの給与計算のやり方と並行して使用感を気軽にお試しできる機会があったので、導入後はどのように使っていこうかなというイメージを作るのにすごく役立ちましたね。導入後の金額もすごくリーズナブルだったのも、導入に至った決め手のひとつですね。
―実際にフリーウェイを利用した印象はいかがでしたか?
深井:使い始めて「良かった」と思う点は大きく3つあります。
一つ目は、エクセルで入力していた要領で必要事項を入力していくだけで給与計算ができてしまう、という点です。入力に関して戸惑ったり違和感を感じたりすることなく作業ができました。本当に驚きです。
二つ目は、会社ごとに独自の手当てがある場合、すぐに項目を追加できる点です。例えば、弊社には毎月社長が1~2名選んで手当をあげる「今月の社長賞」というものがありまして、こういった独自の手当制度もすぐに項目を追加して対応できることが嬉しかったです。
三つ目は、給与計算の担当者が作成するさまざまな資料をフリーウェイだけで作成できるという点です。担当者の仕事は、毎月の給与計算だけじゃありません。賞与の計算や支払い届の作成、算定基礎賃金の集計表、年末調整など、ミスが許されない書類の作成がずっと続きます。それらすべてをフリーウェイで作成できるので、本当に助かっています。
―フリーウェイを導入してから、どのような点が効率化されましたか?
深井:やはり給与計算にかかる時間が本当に短くなったなと思います。昔は給与計算の作業に手一杯だったのに、今では営業所の総務などの事務作業をしながら給与計算の作業できています。難しいことを考えずに作業できているので、この点は本当に嬉しいですね。
―御社の今後の展開について教えてください。
深井:平成11年に開業してから、ありがたいことにお付き合いさせていただいている業者様が増えてきました。新潟市から大きな舗装工事をお任せいただける機会も増えてきましたので、これからも皆様の期待にこたえられるように頑張っていきたいと思います。
それと同時に、建設業の担い手を育成することも大切だと考えています。道路の舗装や除雪はライフラインを守るうえで大切な仕事なのですが、建設業って若い方になかなか人気がないんですよね。なので、未来の建設業を担う若い方々に、建設業の面白さや素晴らしさを伝えていきたいです。
―フリーウェイに対する、今後の期待をお聞かせください。
深井:実は最近、フリーウェイタイムレコーダーという勤怠管理システムを導入したのですが、入力される勤怠データと給与計算のデータを関連付けて出勤簿が作れたらいいな、と思っています。
―これから給与計算ソフトを導入しようと検討している方にむけて、お伝えしたいことはありますか?
深井:まず最初に、無料版をお試しできる給与計算ソフトを使ってみることが大事だと思います。試してみると、「このシステムは自分の会社に合っていないな」とか「入力に違和感があるな」といったことがわかるので、これから導入する給与計算ソフトはどういうタイプが良いのかを判断する良い材料になります。
あと大事なのが、良い感触の給与計算ソフトを見つけたときに上司をちゃんと説得できるのかですね。検討しているものの良いポイントをちゃんと説明できるのか、という点もしっかり考えていたほうが良いと思います。
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。※取材日時:2021年2月
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