黒岩民子税理士事務所の税理士 黒岩 民子さまに、フリーウェイ給与計算(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、その効果についてお話を伺いました。
―はじめに、御社の概要について教えてください。
黒岩:当事務所は、杉並区荻窪にある税理士事務所です。業務は相続や贈与、税務相談、法人・個人事業主の方の事業運営のアドバイスなどを行っています。方針としては、お客様に合わせたオーダーメイドな支援を心がけています。個人事業主や法人、従業員が多い少ないなど、会社の形は会社の数だけあります。「広く浅く」ではなく、どんなことで悩んでいるのかを丁寧に聞いて、それぞれに合った支援をしています。
―フリーウェイを利用している期間はどのくらいですか?
黒岩:フリーウェイは独立してからずっと利用しているので、もう6~7年ほど経つかと思います。
―顧問先の中で、フリーウェイを利用している企業はどのくらいいますか?
黒岩:すべての顧問先でフリーウェイを利用してもらっています。従業員が5名まで無料で利用できたり、フォーマットがシンプルなものに統一されていてどこに何を入力すればいいのかがわかりやすかったりするので、顧問先の方々にも評判です。
―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。
黒岩:独立する際にフリーウェイの営業の方から提案してくださったのがきっかけでした。もともと独立前からフリーウェイ経理の前身である標準財務会計を利用していまして、独立時もフリーウェイ経理を利用しようと考えていた時に提案してくださり、無料版を利用することになりました。
―フリーウェイの導入を決めた理由は何でしたか?
黒岩:先ほども少しお話ししましたが、従業員が5名までは無料で利用できるということで、初期費用がかからない点が決め手の一つですね。フォーマットもシンプルでわかりやすかったので、使い勝手の良さも大きかったです。
また、フリーウェイはクラウド型なので、インターネット環境があればすぐに利用できたり、源泉所得税等の税率が変更になる際に自動的にアップデートされることも、導入の決め手になりました。源泉税の計算は簡単ではありません。税理士である私たちも源泉所得税の表を見ながら慎重にやらなければいけないくらいですから、自動でアップデートしてくれるのは大きかったですね。
―実際にフリーウェイを利用した印象や、どのような点が効率化されたのか伺わせてください。
黒岩:私は主に給与明細書、算定基礎届、年末調整に関する帳票を使用するのですが、それら帳票のフォーマットが全て揃っているのが良かったですね。
なかでも年末調整は「納期の特例」といって1月~6月までの源泉所得税を7月10日までに納めなければいけないという決まりがあります。それに使用する賃金台帳もあるので、改めて計算することなく対応できる点も良かったです。
また、算定基礎届に関しての帳票は本当に使いやすいですね。こちらは年に1回作成する帳票なのですが、もともとは必要な給与データを集めて計算するという手間がありました。 ですが、フリーウェイだと月々入力していた給与データを自動で計算してまとめてくれるんです。データを転写したり移動させたりすることでも作成できますが、それだとミスが発生するリスクがあります。正確に自動でまとめてくれるのが、本当に助かりましたね。フリーウェイを利用したことがある方だったらわかると思いますが、導入のしやすさからは想像できない、簡単さと正確さに驚きました。
―御社の今後の展開について教えてください。
黒岩:お客様が何に悩んでいるのか丁寧に聞いてオーダーメイドの支援をするという今までの方針は変えず、今後も私が関わらせていただいている顧問先がやるべきことに専念できるように支援していきたいと思います。新型コロナウイルスの感染拡大があったことで、それをより強く感じました。
税制や相続の動きもこれからどんどん変わっていくと思います。最新情報にアンテナを張りながら、お客様が辛いときは支えて、頑張る場面が来たときは背中を押してあげられるような存在になりたいですね。
―フリーウェイに対する、今後の期待をお聞かせください。
黒岩:強いて言うなら、フリーウェイの存在をもっといろんな人に知ってほしいくらいです(笑)。
使用感については今のままで十分だと思いますので、今後もトラブルなく運営してもらえたら嬉しいですね。
―これから給与計算ソフトを導入しようと検討している方にむけて、お伝えしたいことはありますか?
黒岩:給与計算ソフトの導入を検討している方は、まず無料版を利用してほしいですね。例えば、フリーウェイはメールアドレスで簡単に無料登録できますが、一旦試して「これは自分に合わない」と感じたら解約して違うソフトを試してみてもいい。まずは使って感触を確かめてみることが重要です。
また、給与計算ソフトを導入すれば自動で計算してくれますが、使いやすくないと入力ミスが起こる可能性があります。手取り足取りのサポートが無くても、入力すべきところが直感的にわかりやすい給与計算ソフトを選んであげるほうが良いと思います。
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。※取材日時:2021年10月
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