法定福利と法定外福利の違いとは?

福利厚生とは、会社が従業員に支給する通常の賃金以外の報酬のことで、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2つに分類されます。※2017年8月28日に公開

法定福利厚生とは

法定福利厚生とは、法律で定められている福利厚生のことです。代表的な法定福利厚生は、会社による社会保険料の負担です。健康保険介護保険厚生年金雇用保険労災保険などの社会保険料の一部または全部を会社が負担します。その他、児童手当拠出金の納付なども、法定福利厚生に該当します。

法定外福利厚生とは

法定外福利厚生とは、会社が独自で定める福利厚生のことです。代表的な法定外福利厚生としては、住宅手当(家賃補助)や通勤手当、家族手当の支給、健康診断補助などが挙げられます。その他の法定外福利厚生には、社員食堂やフィットネスジム、託児施設の利用、結婚祝い金・出産祝い金の支給、忘年会・新年会の費用負担、社員旅行やクラブ活動などがあります。お金だけの問題ではなく、企業が「働きやすさ」を向上させるために実施すること全てが福利厚生、といえるでしょう。

会社が福利厚生を充実させる目的は?

会社が福利厚生を充実させる主な目的は、従業員の満足度や働きやすさを向上させ、モチベーションを高めることです。離職率の低下や労働力の定着を図ることができるため、法定福利厚生とともに法定外福利厚生を充実させる会社が増えています。また、独創的な福利厚生の制度を導入してメディアに取材されたり、採用活動で注目されやすくなったりと、PRを目的に福利厚生を充実させる会社もあります。

今注目の「カフェテリアプラン」とは?

近年、福利厚生の新しい仕組みとして「カフェテリアプラン」を導入する会社が増えています。カフェテリアプランとは、会社が準備した様々な福利厚生の中から、従業員が好きなものを選んで利用するという、学食のような制度です。会社が従業員に一定のポイントを与え、従業員はそのポイントを使って福利厚生を利用します。従業員としては、自分の好きな福利厚生だけを選んで利用することから、会社側としても福利厚生費の削減につながります。

まとめ

  • 福利厚生とは、会社が従業員に支給する通常の賃金以外の報酬のこと。従業員の離職率の低下や労働力の定着を主として、社外へのPRなどを目的としている。
  • 法定福利厚生とは、法律で定められている福利厚生のこと。会社による社会保険料の負担などが代表例である。
  • 法定外福利厚生とは、会社が独自で定める福利厚生のこと。会社によって内容は異なり、住宅手当(家賃補助)や通勤手当(交通費)、家族手当の支給、健康診断補助、社員食堂やフィットネスジムの利用など多岐にわたる。

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