住民税も年末調整する?

今回は、年末調整と住民税について。

年末と言えば、忘年会にクリスマス、紅白を見ながら年越しそばと楽しいイベントが待っています。

給与計算担当者は、その前に片付けておかなければいけない大仕事がありますね。そうです、「年末調整」です。

“年末”調整と名が付いてはいるものの、12月に入ってしまうと、慌ただしくなってしまいます。毎年11月になったら、年末調整の準備に着手しましょう。

Q.住民税も年末調整する?

サラリーマンの方であれば、住民税を給与から天引されて、会社が代わりに納税してくれます。そのあたりは所得税と似ていますね。では、所得税と同じように、住民税も年末調整するのでしょうか?

気になる答えは・・・

A.「No」です!

住民税には、年末調整という制度はありません!みなさんが調整するのは所得税のみ。年末調整の趣旨について、改めて理解しておきましょう。※2017年2月17日に更新

年末調整とは

年末調整とは、従業員が1年間で納めるべき所得税額と、毎月の給与から源泉徴収した所得税の合計額を比べて、その過不足を調整する手続きです。

住民税に年末調整がない理由

所得税は、その年の所得から計算されますが、住民税は前年の所得をもとに計算されます。今年の所得が確定してから来年度に課税されるため、所得税のように取り過ぎや取り損ないが生じません。ですから、住民税には年末調整という制度はないのです。

まとめ

住民税と年末調整について紹介しました。年末調整するのは、あくまで所得税です。概算で徴収した税金の調整するのが、年末調整。住民税の金額は、概算ではなく確定した金額です。確定しているため調整は必要ありません。

住民税について詳しく知りたい方、年末調整の基礎的な知識を学びたい方は、ぜひ関連記事を読んでみてください。

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