介護保険料を払うのは40歳になった月?

今回は、介護保険料を負担するタイミングについて。健康保険厚生年金保険に比べて、介護保険については「なじみがない」「詳しく知らない」という方も多いかもしれません。そもそも介護保険とは、介護が必要になった際に一定の要件を満たすことで支援などのサービスを受けられる保険制度です。介護を必要としている人が、当人や家族の負担を減らしつつ、日常生活を送れるよう、社会全体でサポートしていくことを目的としています。

Q.40歳になる従業員は、誕生日の属する月から介護保険料を徴収される?

介護保険の被保険者には「第1号被保険者」と「第2号被保険者」の2種類があります。「第1号被保険者」は65歳以上の方が対象で、「第2号被保険者」は医療保険に加入する40歳以上65歳未満の方が対象です。そして、第2号被保険者の従業員がいれば、事業主(会社など)は、従業員の給料から介護保険料を天引きします。

では、40歳になる従業員がいる場合、その従業員の誕生月から介護保険料が徴収されるのでしょうか?

Answer 気になる答えは・・・

A.「No」です!

介護保険における40歳に達した日とは「40歳の誕生日の前日」を指します。そして、介護保険料の負担は「40歳の誕生日の前日の属する月」からになるため、注意が必要です。具体的な日付で説明します。 ※※2017年2月13日に更新

誕生日と「介護保険料の徴収月」

  • 誕生日が8月1日の場合、前日は7月31日⇒介護保険料は7月分の給料から徴収
  • 誕生日が8月2日の場合、前日は8月1日⇒介護保険料は8月分の給料から徴収
  • 誕生日が8月31日の場合、前日は8月30日⇒介護保険料は8月分の給料からの徴収

なお、社員が65歳以上になると介護保険の第1号被保険者となり、介護保険料は年金からの天引きか、市区町村に直接納めることになります。65歳になる従業員がいる場合は「65歳の誕生日の前日の属する月」より、給与から介護保険料を徴収する必要がなくなります。

まとめ

介護保険料の徴収にあたり、「40歳に達した」とは、いつの時点で判断するのかを紹介しました。介護保険では、40歳になる誕生日の前日に40歳になったと考えます。そして、介護保険料が徴収されるのは、40歳になる誕生日の前日が属する月です。どうしても、従業員が40歳になる誕生日、または誕生日が属する月だと誤解されがちのため注意しましょう。

従業員の40歳の誕生日と、介護保険料を給与から徴収しはじめる月は、記憶に頼ると混同しがちです。どこかにメモしておくか、介護保険料の徴収対象になった従業員を教えてくれる給与計算ソフトを使うと安心かもしれません。

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