障害者控除とは、納税者本人やその配偶者、扶養親族が所得税法上の障害者に該当する場合に受けられる所得控除(人的控除)のことです。※2020年10月15日に更新
障害者控除は所得税法上で定められている障害認定の基準を満たしている必要があります。一例は以下のとおりです。
障害があると認定された人の中でも、特に重度の障害があると判断された場合は、特別障害者とみなされて控除される金額がさらに多くなり、税負担が軽くなります。
障害者控除を受けるにあたり、年末調整する場合は、「給与所得者の扶養控除申告書」の障害者の欄に記入して、勤務先に提出します。確定申告する場合は、確定申告書の障害者の箇所に記入して、税務署へ提出します。
扶養控除申告書に「同一生計配偶者」という欄があります。それに該当するには、以下の条件を満たしている配偶者です。
障害者控除と聞いて、要介護認定を思い浮かべる方もいると思いますが、両者は完全に別の制度です(根拠法がちがいます)。よって、要介護認定や要支援認定を受けていれば障害者控除が適用されるわけではない点に、注意しましょう。ただし、65歳以上の方であれば、お住いの自治体で「障害者控除対象者認定書」を発行してもらえる場合があります。障害者控除対象者認定書があれば、年末調整や確定申告の時に障害者控除を受けられますので、自治体に問い合わせてみましょう。
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障害者控除とは、納税者本人やその配偶者、扶養親族が所得税法上の障害者に該当する場合に受けられる所得控除(人的控除)のことです。※2020年10月15日に更新
所得控除における障害者とは
障害者控除は所得税法上で定められている障害認定の基準を満たしている必要があります。一例は以下のとおりです。
障害があると認定された人の中でも、特に重度の障害があると判断された場合は、特別障害者とみなされて控除される金額がさらに多くなり、税負担が軽くなります。
障害者控除の控除額
障害者控除の適用を受けるには
障害者控除を受けるにあたり、年末調整する場合は、「給与所得者の扶養控除申告書」の障害者の欄に記入して、勤務先に提出します。確定申告する場合は、確定申告書の障害者の箇所に記入して、税務署へ提出します。
同一生計配偶者とは?
扶養控除申告書に「同一生計配偶者」という欄があります。それに該当するには、以下の条件を満たしている配偶者です。
要介護認定≠障害者控除の適用
障害者控除と聞いて、要介護認定を思い浮かべる方もいると思いますが、両者は完全に別の制度です(根拠法がちがいます)。よって、要介護認定や要支援認定を受けていれば障害者控除が適用されるわけではない点に、注意しましょう。ただし、65歳以上の方であれば、お住いの自治体で「障害者控除対象者認定書」を発行してもらえる場合があります。障害者控除対象者認定書があれば、年末調整や確定申告の時に障害者控除を受けられますので、自治体に問い合わせてみましょう。