アルバイトも労災に加入する?

今回は、アルバイトの労災保険加入について。労災保険とは、仕事中や通勤中におけるケガの治療を病院で受けた場合や、ケガや病気によって仕事に就けない期間の所得と治療費を保障する役割の保険です。

Q.従業員がアルバイト1人でも労災保険に加入しなければいけない?

労災保険には主に、職務内容が傷病の原因であると認められる場合の「業務災害」と通勤中にケガをした場合の「通勤災害」の2種類があります。この労災保険、たとえば従業員がアルバイト1人だけの会社でも加入が義務なのでしょうか?

気になる答えは・・・

A.「Yes」です!

正社員・アルバイト・パートを問わず、従業員を1人でも雇用している会社は労災保険への加入が義務づけられています。アルバイトも、労災に加入させなければなりません。たとえば、事業を起ち上げて間もない会社などは経営者の他にバイト1人といったケースも珍しくありません。「経営が軌道に乗るまでは、経費削減のために加入せずに済ませたい」という考えがよぎるかもしれませんがNGです。万が一のとき大きなリスクを負うことになります。※2017年7月18日に更新

会社が労災保険に加入しないと…

労災保険というのは労働者を保護するための制度ですから、会社が加入していなかったとしても保険金は給付されます。この場合、会社は遡って保険料を徴収されるだけでなく、給付された金額の全部または一部を負担することになります。

労災保険の加入手続き

くどいようですが、正社員に限らず短期のパートやアルバイトの含め、従業員を雇い入れた場合、会社はすみやかに労災保険に加入する必要があります。

1.従業員を雇い入れる

当たり前ですが、まず従業員を雇用します。

2.労働基準監督署で加入手続きをする

労災保険の加入日は、はじめて従業員を雇い入れた日になります。会社は、従業員を雇い入れてから10日以内に労働基準監督署で加入手続きをします。なお、従業員が1人もいなくなったら、会社は脱退の手続きをする必要があります。

3.保険料を納付する

はじめて従業員を雇用した日から次の3月31日(保険年度の最終日)までの保険料を金融機関で支払います。

まとめ

アルバイトの労災保険加入について紹介しました。経費節減を考えると、入らなくてもよい保険なら非加入にという考え方もあります。しかし労災保険については、ひとりでも従業員を雇用していれば加入が義務です。後で罰則を受けるよりも加入しておいた方が安心ですので、期限内に労災保険に加入するようにしましょう。

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