源泉徴収簿とは何か?

源泉徴収票と源泉徴収簿

「給与所得の源泉徴収票」は、給与の支払者(会社など)が従業員に支払った給与・賞与の額と、徴収した所得税額を証明するための法定調書です。従業員にとっては年収や所得税額を証明できる書類であり、住宅ローンなどの契約や確定申告の際に使用します。※2019年11月14日に更新

源泉徴収簿は何でもよい?

源泉徴収簿とは、従業員一人一人について、月々の給与に関する事項(総支給額や源泉徴収等)や、年末調整に関する事項(扶養親族等の状況や年末調整の精算に関する事項等)を記録・管理するための帳簿です。年末調整の計算に使用します。なお、法令で源泉徴収簿の様式が決められているわけではありません。毎月の源泉徴収の金額など年末調整に必要な情報が書かれていれば、源泉徴収簿を使わずに別の帳票を利用しても問題ないのです。

源泉徴収票の税務署への提出

「給与所得の源泉徴収票」はすべての従業員に交付しますが、そのうち、国税庁が提示する提出範囲に該当する分については、税務署へ提出する必要があります。提出範囲は、以下の内容です。

  • 年末調整をおこなった役員で、給与等の額が150万円を超えるもの
  • 年末調整をおこなった従業員で、給与等の額が500万円を超えるもの
  • 「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出した従業員で、給与等の額が2,000万円を超えるため、年末調整をしなかったもの

源泉徴収票のマイナンバーの記載

税務署へ提出する場合は、従業員、および給与支払者の個人番号(マイナンバー)または法人番号を記載する必要があります。従業員へ交付する場合は、個人情報の保護によりマイナンバーを記載しません。

源泉徴収簿のまとめ

今回は、源泉徴収票・源泉徴収簿について紹介しました。この書類は、従業員個人が収入を証明するため、さまざまな手続きで利用されます。退職した元従業員から再発行を求められる場合もありますので、すぐに出せるようにしておきましょう。

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