定時決定

定時決定とは、社会保険料を算出するもとになる標準報酬月額を見直すために、毎年1回、7月に実施される手続きです。会社は、7月1日現在で使用しているすべての被保険者に4・5・6月に支払った給与額を届け出て(算定基礎届)、この届出をもとに厚生労働大臣がその後1年間の標準報酬月額を決定します。※2017年4月26日に更新

定時決定が必要な理由

健康保険厚生年金保険といった社会保険料は、会社が従業員に支払った給与額をもとに決められた標準報酬月額から算出します。給与額は昇給・減給などによって年々変化しますので、既存の標準報酬月額と実際の報酬額に差が出て、給料と保険料のバランスをとらなければなりません。そのために標準報酬月額の定時決定が必要なのです。なお、給与が大幅に増減した場合には、定時決定を待たずに「随時改定」します。

定時決定の対象となる従業員

定時決定の対象者とは、7月1日現在で健康保険・厚生年金保険の被保険者であるすべての従業員(休職中、海外出張中を含む)です。以下の条件に該当する場合は、定時決定の対象外になります。

定時決定の対象外の従業員

  • 6/1~7/1の間に被保険者資格を取得した人(資格取得時の決定により決定ずみのため)
  • 6/30以前に退職した人(7/1時点で被保険者資格を喪失しているため)
  • 7月~9月の間に随時改定、または育児休業等終了時改定をする予定の人

まとめ

  • 定時決定とは、社会保険料を算出するもとになる標準報酬月額を見直すための手続きである。
  • 会社は、7月1日現在で使用しているすべての被保険者に4・5・6月に支払った給与額を届け出る必要がある。

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