随時改定

随時改定とは、毎年7月の定時決定を待たずに「標準報酬月額」を改定する手続きのことです。「定時決定」で定められた保険料は、その年の9月から翌年8月までの1年間は基本的に変動しません。ただし、給与水準に大幅な増減があった場合は、給与の実情に合わせて保険料も変更する必要があります。そのために標準報酬月額を改定するのが随時改定です。※2017年4月26日に更新

随時改定の対象となる従業員

以下の条件をすべて満たす場合は随時改定が必要です。

  • 昇給・降給などにより固定的賃金に変動があった
  • 変動月からの3ヶ月間に支給された報酬の平均月額に該当する標準報酬月額と、これまでの標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じた
  • 3ヶ月とも「支払基礎日数」が17日以上である

なお、随時改定の対象になる報酬は固定的賃金だけなので、変動的賃金である残業手当が多額に発生したとしても随時改定の対象にはなりません。

随時改定の有効期間

随時改定が実施された時期によって、そのときに決まった標準報酬月額がいつまで採用されるのかが変わります。

  • 1月から6月の間に随時改定…改定された月からその年の8月まで採用
  • 7月から12月の間に随時改定…改定された月から翌年の8月まで採用

随時改定で提出する書類

定時決定では、「被保険者報酬月額算定変更届(通称:算定基礎届)」という書類を提出します。一方の随時改定で提出する書類は、「被保険者報酬月額算定変更届(通称:月額変更届)」です。

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